スポンサーサイト

上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  

Posted by スポンサー広告 at

2015年01月02日

新年恒例 「ニューイヤーコンサート」を聴く

毎年正月になると、楽しみにしている ウイーンフィルによる新年恒例 「ニューイヤーコンサート」がテレビ中継されます。
コンサートは1939から開催されています、そして1980年からテレビ中継が全世界にながれるようになりました。
私達音楽愛好者も演奏を聴けて、いいですね。

演奏会・全景です


今年の指揮は 巨匠ズービン メーターです。
ズービンメーターは インドボンベイ出身で、1936年生まれです。これまで4度ウイーンフイル新年恒例のニューイヤーコンサートの指揮台に立ち(1990、1995、1998、2007、)そして今年2015年にも指揮をする、現役屈指の大指揮者です。
日本との関係も深く1969初来日(ロスアンジェルス フィル)している。以後5回の来日で、国内のファンも多い。

マーラーの「復活」、リヒャルトシュトラウスの管弦楽曲、ストラビンスキーの「春の祭典」などが評価が高い。

指揮者・ズービンメーター













プログラム
①フランツ、フォンスッぺ
②ヨハンシュトラウス 2世
③ヨーゼフシュトラウス
④エドァルトシュトラウス
⑤ヨハンシュトラウス 1世
  の各々の作品です。今回初めて演奏された曲もあり、選曲にも工夫されている様に、感じました。










素晴らしい演奏会でした。



  


2012年01月21日

音楽の環・ニューイヤーコンサートに想う

身も心も引き締まり、新しいチャレンジ心に弾むのが元旦の朝でしょう。兄弟や友人と駒や羽子板、トランプなどでで遊んだ半世紀前が懐かしく思い出されます。
こうした習慣が失われつつあるのは考えものですが、21世紀ならではの新年の上手な迎え方の一つが、ウイーン・フィルの「ニューイヤー・コンサート」ではないかと思われてなりません。





音楽の都ウイーンにある楽友協会大ホールでの演奏会ですが、今では世界70数カ国衛星中継されて、新年には地球の表側でも裏側でもウインナ・ワルツが響き合っているのです。こんな時代が来ようとはヨハン・シュトラウスも予想だにしなかったでしょう。

ニューイヤー・コンサートの歴史は1939年12月31日に初めて開催され、1950年、51年を除き、1月1日に開催されている。
特に1955年以降25年に渡り、ウィリー・ボスコフスキーが指揮し人気をはくし、1959年各国に中継されはじめさらに人気が高まり、世界へのライブ中継がはじまった。

指揮者 マリス・ヤンソン




客席・楽団一帯での熱演


2012年はマリス・ヤンソンが2006年に引き続き2回目の登場となった。
今年は演奏にチャイコフスキーの2曲が初めて取り上げられ、また指揮者マリス・ヤンソンも、テレビ画面からでも感じ取る程の大熱演だった。素晴らしいー演奏だ。

このコンサートの指揮を任されることは指揮者にとって最高の名誉と言えるでしょう。
では誰が、どのようにして選ぶのでしょうか?   それはニューイヤー・コンサートの次の日、1月2日にウィーン・フィルの楽団員全員による投票で決めるのです。ちょっと面白いですね。2013年はフランツ・ウェルナー=メストが選ばれ2011年に続き2度目の指揮をするようになっています。

ホールも歴史を思わせる作りです




カラヤンもクライバーも登場したし、小澤征爾も2002年に登場し世界的話題となりました。音楽は確かにオーストリアの民族的な調べかもしれませんが、今は世界の人々の心の調べとなっているのではないでしょうか。
昨年3・11の東日本大震災以降、音楽が心の支えとなったとの被災地の声もお聞きし、音楽で結ばれていく心の環も、大事にしたいものだと思います。

  


2010年02月15日

山の名曲(3)

今回の山の名曲は交響詩「はげ山の一夜」です。
ムソルグスキーの管弦楽曲の代表作である。

この曲は「ロシア5人組」の仲間パラキレフに初演を依頼したが、拒絶され生前には演奏の機会を失った。
その後はじめて音として響いたのは、ムソルグスキー死後5年後だった。




























曲は、聖ヨハネ祭の前夜、キエフの町の近くにあるはげ山で、妖怪の一群が饗宴をはる・・・・という南ロシア言い伝えをプログラムとしている。

この曲は、サスペンスドラマなどで、ひじょうに多く使われている曲の一つです。
聞いてみると、あーこれかと言う曲です。

すばらしい管弦楽曲で、迫力が感じられ、私もよく聴く曲です。
歯切れのよい、元気が出る曲です。ぜひ聴いてみてください。


  


2010年01月23日

山の名曲「アルプス交響曲」

今回は「アルプス交響曲」です。
 「アルプス・・・・」と聞くと何を思い浮かべられますか?
「ヨーロッパアルプス」、「日本アルプス」、それとも「アルプスの少女ハイジ」ですか。アルプス・・・と聞いただけでも、何かワクワク感がしませんか。

「モン・ブラン」と「マッターホルン」 いいですねー










「アルプス交響曲」は作曲家R.シトラウスの作品です。
この曲は一応「交響曲」と呼ばれていますが「交響詩」の延長線上に位置するような、作品です。この作品は文字通り、アルプス登山から下山までを、22の表題で描写したものです




「夜」「日の出」から始まり「林で道に迷う」そして「雷雨と嵐、下山」などとなる。私はこの曲を聴いているとき、「あの山で、あの時はこうだった」などと、思い起こしながら、聴くことがよくあります。
素晴らしいオーケストレーションの山の名曲だと、私は思います。ぜひ聴いてもらいたいお勧めの曲です。聴かれたらぜひ感想を聞かせてください。



「ヨーロッパアルプス」は、オーストリアを東端としてスロベニア、イタリア、スイス、リヒテンシュタイン、ドイツ、フランスに至る、ヨーロッパの中央部東西に横切る山脈です。
モン・ブラン(4810m)、マッターホルン(4478m)、モンテローザー(4608m)など、素晴らしい山々が連なり、山を愛する人なら憧れの地ではないだろうか。


ヨーロッパアルプスの位置(参考図)

  


2010年01月14日

山の名曲・組曲「グランド・キャニオン」

私は音楽を聴くことが好きです。私の好きな山の名曲の一つに、組曲「グランド・キャニオン」があります。

グランド・キャニオンはアメリカ アリゾナ州北西部に位置するところにあり、大自然がなした、凄い造形だと思います。

この作品はアメリカの作曲家グローフェが広大な峡谷「グランド・キャニオン」を前にした感動を、音に表現したものです。



グランド・キャニオン   凄い感動ものです


どのようにして 出来たのでしょうか?


























この曲は「グランド・キャニオン」での一日を、描写したもので「日の出」「赤い砂漠」「山道を行く」「日没」「豪雨」の五つの曲からなっています。

この中でも「山道を行く」。アンダンティーノ・モデラート~アレグレット・ポコ・モッソ    ロバの背中に揺られて山道を進む旅人の様子が描かれ、足音の巧みな描写は、素晴らしく、気分もゆったりしてきます。私はこの曲が好きです。

ぜひ聴いてみて、感じてみてください。感想も教えて下さい。

多くのCDがあります